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うつ病、知ったかぶり

私のうつ闘病記:誰でも知ってる病気だけど、私自身を含め「ちゃんと分かっている人」はとても少なかった。だから、少しでも伝えてみるよ。

うつ特有の考え方は、うつ病の症状であって、原因ではないと思う。

どんなにひどい環境にいたとしても、うつになる人とならない人がいます。

 

そこから、うつになる人は、うつ病特有の考え方をしていると思われています。

確かに、考え方に偏りがあって、うつになる人もいるかもしれません。

 

しかし、個人的にはそれは違うと思います。

うつ病になったから、うつ病のような考え方になってしまうということです。

 

私はもともと超楽天家でした。

昔の友人に、当時の私の印象を聞いたことがあったのですが、明るいとか面白いとか、そんな感じです。

勉強も運動もそこそこ上位をとれて、

そのために努力もしていたけれど、人生は楽しいものでした。

 

 

しかし、両親の暴力的な行動、言動によって、ストレスをためてしまい、

PTSDに近い状態になってしまいました。

これが第一段階の脳の異常でした。

 

ストレスで頭が煮え繰り返り、漫画で脳の血管が切れた時に「ぶちっ」という

効果音が付きますが、本当にブチッというかグキッというか、鈍い何かが壊れる音が脳内でするほどの怒りです。

普通に怒っているだけでは、そうはなりません。

極度のストレスと怒りの感情によって、私はあの時、脳を壊してしまったのだなと思います。

 

そして、それまでうまくコントロールできていた、人生が崩れ出す。

それによる、ストレスが第二段階の遅発性の原因です。

 

努力できていたのに、できない。

うまく生きる方法はわかっているのに、できない。

その能力があったのにできない。

 

 

その結果として、うつ病の人は、

 

「自分はダメな人間になってしまった。」

「自分が悪い」

「罪の意識」

 

など、自分を責める思考回路に陥るのです。

 

 

もともと怠惰な人は、罪悪感に苛まれたりしません。

もともとそういう人間なんですから。

 

 

でも、うつ病になってしまった人は、もともとそういう人間だったわけではないので、

違う性質を持ってしまった自分の身体を受け入れることができないのです。

 

 

しかし、もともとがどうであるかは、外からは判断できません。

 

もともと怠惰な人が、自分でダメにした人生に絶望するのと、

頑張ってきた人が、病気になって自分の力が発揮できない苦しみとを、

一緒にして欲しくない。けれど、見分けがつかない。

これが、うつ病にとっての最大の苦しみかもしれません。

 

 

私はうつ病になったから、マイナス思考になるのではなく、

脳内の分泌異常によって、身体や感情のコントロールがうまくできなり、

それによって、症状としてマイナス思考が発生していると思います。

 

 

ベースの考え方は楽天家なのに、

脳のコントロールが効かない状態で、ネガティブな思考回路やこだわりの強い性格になってしまう。

楽天家はネチネチした人が嫌い。なのに、自分がそうなってしまったら、当然自分を嫌いになります。

 

そうやって、うつ病の人は苦しんでいるんです。。